取材を終えて 4番目のペンギンにかけた言葉

かつてからラジオなどで還暦を迎える心境やその先の休養についてお話されることはありましたが、今回のインタビューでは、どのような思考から「小泉さん流の人生の選択」をされているのかをじっくりとお話を伺うことができました。

実は、ファーストペンギンのくだりで「4、5番目くらいで見てるタイプです」と言った私に、小泉さんからはこんな言葉がありました。

「でも、4、5番目で見ているひとには、見たことを伝えるという役割が。私とかは先に飛んじゃうから見てないから(笑)4番目で見てるひとは、こういうことが起こって、こうやって飛んでいきましたってちゃんと伝えてくれるから。飛ぶときにこうしたほうがいいよとか。みんなでやっぱりできることですよね」

こんなに優しく愛にあふれた言葉をかけてくださるのが小泉今日子さんという人です。私はまさに4番目のペンギンで、勇気あふれるファーストペンギンのことを世の中に伝えたい、その使命があると思いました。

休養を経た小泉さんが、どんなことを感じたのか。60代でチャレンジしたいことは見つかったのか。またいつか、ゆっくりお話を伺えたらと思っています。

そして私もいつか、憧れの眼差しで見ているだけの4番目ではなく、小泉さんのようなファーストペンギンになれるように年齢を重ねていきたいと思います。

取材:上村彩子、吉田謙治、横山菜穂、岸本万由子
編集:山本敦史