行政学者・中野教授「日本の行政が苦手な問題」

この「グリ下」をめぐる問題について、行政学者である神戸学院大学・中野雅至教授は次のように指摘します。
「非常に難しい問題。例えば経済政策なら経済成長、物価対策なら物価を下げる、と(目標が)はっきりしていますが、家庭に帰すのがいいのか、でも家庭に帰れない子もいるので、目標自体がわからない。日本の行政は連携するということが苦手で、数ある問題の中で最も難しい部類です」(中野教授)
グリ下に集まる少年少女たちの抱える問題には貧困や家庭環境など様々な要素が入り混じっているといわれています。中野教授は「日本の行政は連携が苦手」「一方、彼らと最も近い距離で接しているのはNPO」と指摘。NPOに予算を投入して課題解決に取り組んでもらうのが即効性の高い施策と考えられる、などと述べました。
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