「ありがとう」簡単な言葉を伝えることの大切さ

孝和さんの母親は、「人はみな一人になると弱くなる」だからこそ、助け合うことが大切だと続けます。
(孝和さんの母親)
「そしてもし、何かをしてもらったなら、簡単な言葉です、『ありがとう』って、感謝の言葉もちゃんと伝える人になってほしいなと思います、簡単なことが大事です」
「本当に私たちも、犯罪被害者になって当たり前に支援してもらってるわけじゃないと思ってるので、『感謝を伝えましょう』って私は言うんですが、やっぱりね、何かしてもらったときにはありがとう、助かったよとか、何か一言大事だと思うんですね」
「だから皆さんは困った人、何か悩んでるなと思う人がいたなら『大丈夫』って声かけて、そしてしてもらったなら『ありがとう』。そんな簡単なことを覚えててほしいと思います」
「それからみなさんも、悩みが出てきたときには必ず誰かに話をしてほしいです」
「自分で頑張ることは大事です。だけれども人間みんな弱いです。どんな偉い人でも一人になると弱いんです」
「頑張ってみて『駄目だ』『しんどいな』と思ったときには、絶対誰かに話をしてほしいなと思います。そしてその本当に抱え込まないこと、それが大事やなと思います」
「そして一生懸命勉強して、希望に向かって、どうぞ頑張っていただきたいです。またどこかで会えたらいいなと思っています。今日は本当に私の話、重たい話だったと思うんです。しんどい話だったと思うんですね。だけれどもこうやって一生懸命話を聞いてくれたこと、心から感謝をします」
孝和さんを暴行した加害者の少年は、約11か月少年院に入ったということです。そして、民事裁判で8000万円の賠償命令が出て、賠償金は毎月1万円入金されているということです。
30年経った今、収められた賠償金は総額の2割程度ですが、
(孝和さんの母親)
「本当にみなさんがまっすぐ前を見て、一生懸命話を聞いてくれたことが励みになるんですね。だから今日ここで話ができたこと、みんなが一生懸命聞いてくれたことでまた次頑張れるんです。そうやって30年きたんです。本当に今日も、そんな時間をもらえたと思っています。本当に心から感謝をします」














