坂本花織の突出したスピード感「ほとんど止まらない」
今シーズン限りでの現役引退を表明している坂本は、3度目の五輪出場となり、今回がラスト五輪。ともに世界と戦ってきた樋口が、盟友でもある坂本の滑りを分析した。
Q)坂本選手の魅力は?
樋口:スピードを落とさずにジャンプを踏み切り、着氷まで持っていくというのが一連の流れになっているので、そこが坂本選手の魅力に。スピードがあればあるだけ、踏み切りのタイミングだったり、高さを出すのが難しかったりするんですが、そのタイミングを全て合わせて跳んでくる。流れと高さが同時に出せて、GOE(出来栄え点)でプラスを取るために必要なポイントなので、そこをしっかり押さえているところが特徴かなと思います。
Q)坂本選手は他の選手と比べてもスピードが速い?
樋口:そうですね。ほとんどずっと止まることがないというか、速いスピードに乗ってジャンプを跳ぶっていうのが、昔からの魅力。ジャンプの前にスピードが落ちてしまう選手もいるんですけど、そこをスピードを落とさずに飛んでるところが坂本選手の魅力です。
そのスピードを維持するための足の力や、一歩で進む「蹴り」の長さ、氷に足が乗っている時間が長いことも、スピードを維持できる要因と分析する樋口。
Q)樋口選手から見た坂本選手らしい滑りとは?
樋口:やはりすごくパワフルで、スピードもそうなんですけど、全体的に体を大きく使って滑っているイメージが。なんだろう。見ているとすごく元気になるというか、そういう滑りをしているなと思います。最後のシーズンの一番大きな大会だと思うので、前回よりも高い位置(メダル)を狙っていると思うので、私もそこを応援したい。

















