■ミラノ・コルティナ五輪 スピードスケート男子500m(15日、ミラノ・スピードスケートスタジアム)

ミラノ・コルティナオリンピック™のスピードスケート男子500mが15日に行われ、森重航(25、オカモトグループ)が34秒62で10位、新濱立也(29、高崎健康福祉大職)が34秒466で6位入賞、倉坪克拓(24、長野県競技力向上対策)は34秒85で19位となった。

18年の平昌から1発勝負に戻った500m、前回北京五輪では銅メダル、25年12月の全日本選手権では国内最高記録の34秒36をマークした森重、今大会1000mでは24位と悔しい思いをしたが、2大会連続メダルへ。

最初の100mは9秒65をマーク、しかし、中盤以降、スピードに乗れず、34秒466でフィニッシュ、10位に終わり、2大会連続メダルとは行かなかった。

「4年間積み上げてきたものっていうのが、ちょっと出し切れなかったな」と涙ながらに語り、「最初から攻め切るようにレースしてたんですが、それがうまく繋がらなかった」とレースを振り返った。

「北京(五輪)では、良い思いもありましたが、今大会はあまり上手くいかなかったので、オリンピックの難しさを改めて知ったので、またもう4年間、頑張っていければなというふうに思ってます」と涙を拭いながら前を見つめていた。

今年4月、トレーニング中に交通事故に遭い、顔面を骨折し、顔の整復手術を行い苦しい時期を乗り越えた新濱、妻の女子カーリング・ロコ・ソラーレの吉田夕梨花(32)が見守る中、日本記録保持者は最初の100mで9秒60、中盤はやや伸びなかったが、最終コーナーから勢いに乗ると、直線で伸びを見せて、34秒46をマーク、6位入賞となった。

レース後、「結果っていうよりも、この4年間本当にいろんなことがあったんで、ここにまずたてたこと、無事にレースを終えれたのでそこは良かった」と新濱は涙をためながら口にした。

500m一種目のみ出場だが「メダルってとこには届かなかったので、2030年もう1回、4年後チャレンジできればチャレンジしたい」と話し、「しっかり若手に食らいつける実力っていうのを4年間でどこまで引き上げられるかというふうに思ってます」

初代表の倉坪は得意のスタートで最初の100mで9秒57をマーク、スピードに乗った滑りを見せたが、最終コーナーで外に振られてしまい、34秒85でフィニッシュも19位に終わった。

金メダルを1000m世界記録保持者で、今大会は1分06秒28の五輪レコードをマークしたJ.ストルツ(21、アメリカ)、33秒79でまたも五輪レコードで、1000mに続き500mも制し、二冠となった。

【男子500m 結果】
金)J.ストルツ(アメリカ) 33秒79(五輪レコード)
銀)J.デ ボー(オランダ) 33秒88
銅)L.デュブルイユ(カナダ) 34秒26
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6位:新濱立也 34秒466
10位:森重航 34秒62
19位:倉坪克拓 34秒85