“別の素材と組み合わせ”チョコが増加
チョコレートイベントが盛況な一方で、“大きな変化”も起きているといいます。
「サロン・デュ・ショコラ」バイヤー・岩瀬智哉さん:
「まるまるチョコレートを使ったひと粒というよりは、半分くらい“別の素材”を使ったチョコレートが2025年と比べ約1.5倍に増えている」

例えば、「フリュイコンフィ メゾンハタケヤマ」(150g・2980円)は、フルーツとジュレをチョコレートでコーティング。

『ナオミ ミズノ』の「ビジョン」(3564円)は、“木製のドア”のようなデザインの板状のチョコレートですが、かじってみると…

羽田部員:
「ん!?中がふわっふわ」
チョコレートの間に、マシュマロのようなお菓子「ギモーヴ」が挟まれています。

異なる素材を組み合わせた商品が増えた背景にあるのは、カカオの高騰。
2025年には異常な高値を記録し、その後も“3年前の約2倍”の価格で推移しているのです。

それでも、先ほどのドア型チョコを作った日本のトップシェフ・水野直己さんは「僕たちが頭をひねってカカオの魅力や可能性を探っていく良い機会になった部分もある」と話します。

※サロン・デュ・ショコラ 2026での紹介商品は数に限りがあるため、売り切れの可能性があります
農業×林業で「安定したカカオ生産」
大手メーカーも、「チョコレートを食べ続けられるために必要な取り組み」として、カカオと一緒に森を育てる【アグロフォレストリー】(アグリカルチャー・農業×フォレストリー・林業)をサポートしています。

そもそもカカオは高温多湿な環境でないと育たないうえ病気になりやすい作物。そこでー

『明治』カカオマーケティング部・松岡真季さん:
「バナナやアサイーなど“背の高い木”と一緒に植えることで、その木が日陰を作ってくれて“カカオがよく育つ”」
周辺の森を一緒に育てることで“安定したカカオ生産”が可能になるだけでなく、一緒に植えた果物がカカオ農家の新たな収入源にもなるのです。

ファンが笑顔でチョコを手にするために、職人もメーカーも挑戦を続けています。
(THE TIME,2026年2月12日放送より)














