自衛隊とアメリカ海兵隊の日米共同訓練で、オスプレイに岩国基地(山口県岩国市)を使わせないよう、市民団体が12日、岩国市に申し入れしました。

日米共同訓練には自衛隊とアメリカ海兵隊が参加し、11日からから九州・沖縄周辺で行われています。岩国基地はオスプレイの駐機や給油、整備などで使われる予定です。防衛省によると、自衛隊と海兵隊を合わせて16機程度のオスプレイが岩国基地を使用するとみられます。

瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワークは「オスプレイはアメリカの専門機関でも欠陥が指摘され、安全性は確認できていない」と指摘しました。「岩国基地を拠点に軍事行動を行うことは市民に不安を抱かせる」として、岩国基地の使用に反対するよう市に求めました。

瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク 久米慶典 共同代表
「ますます岩国基地が機能強化されて市民の安全の問題が大きく損なわれる。そんな事態だと思います。岩国市としてはきっぱりとこれは拒否をしてもらいたい」

いまのところオスプレイは岩国基地に飛来していません。

市は「アメリカ側からは新たな運用制限を課すものではないとの説明を受けていて、安全な飛行運用が確保されていると認識している」として、反対を求める考えはないとしました。