泣き声が聞こえる
(渡邊達子さん)
「そんな状況の中、私たちは本社のドアの前で『美希子の母と姉だ』と伝えました。すると、ドアを開けてくださったんですけれども、そのときに中から泣き声が聞こえてきました。
中に入れていただくと、警察や消防も来ていることが分かりました。
『病院に運ばれ、入院している人の名前は分かっていますか。その中に美希子の名前はありますか』と聞くと『いらっしゃいません』と。
娘と2人、本社にいてもできることはないので、美希子のアパートに行こうかという話になったんです。
美希子が飼っていた猫の面倒をみるために、娘(美希子さんの姉)がアパートの鍵を預かっていたので、行こうと思えば行けたのですが、会社の人がホテルを手配してくれたというので、ホテルで待機しました」
──翌朝、警察から身元確認にきてほしいと連絡がありました。DNA鑑定などを経て、母親の達子さんは、美希子さんの遺体と対面しました。
そして、「(遺体を)隠さなければならない」と感じたといいます。














