■ミラノ・コルティナオリンピック™ スノーボード男子ハーフパイプ予選(日本時間12日、リビーニョ)

男子ハーフパイプの予選が行われ、ケガの影響が心配されていた平野歩夢(27)が1本目のランで完璧なルーティンを決め、王者の貫禄を見せた。

2022年北京五輪金メダリストの平野はドロップインすると、1つ目に高さのあるエアで2回転半を決めた。その後も2度の4回転を決め、83.00で堂々の滑りを見せた。

平野は、1月17日にスイスで行われたW杯で激しく転倒し、骨盤を骨折する大怪我を負いながらも、帰国後にリハビリに励み、イタリア入りしていた。予選前日に応じたインタビューでは「怪我明けでなかなか痛みとかもまだある状態なので、練習の中でもやりきれない部分とか、やっぱり痛み出てしまう方向とかもあってそれと結構戦いながら」と話していたが、ケガを感じさせない圧巻の滑りを見せた。

4大会連続出場の平野は、2014年ソチ大会で五輪初出場を果たすと、史上最年少(当時15歳)で初メダルを獲得。2018年平昌大会では2大会連続銀メダルに輝き、前回大会の北京大会では五輪史上初となる大技「トリプルコーク1440」を成功させ、悲願の金メダルを勝ち取った。