孝和さんには幼くして持病が

【画像】16歳で亡くなった孝和さん

(孝和さんの母親)
「ビデオカメラは、主人が『息子の思い出を残したい』という強い思いで買ったものでした。買ったことにもう1つ理由がありました。息子が生後11か月の頃、血友病と分かったからでした」

「普段でも子煩悩な主人だから、より思いが強かった、強かったんだと思います。息子は1つ病気を持ってたんですね。その血友病という病気は、血が固まりにくい病気なんです」

「でも幸い息子の場合、軽症だったことで、割とみんなと同じようには行動できていました。幼稚園の年少からもうボーイスカウトにも入って活動もしていました。大きくなったらもう30、40キロの荷物を背負ってキャンプも行ったり、ほとんど同じようにみんなと行動はできてたんですね、柔道もやれていたので」

持病があったからこそ、孝和さんは命の大切さを理解していたと母親はいいます。その孝和さんが、理不尽な暴力により命を奪われることになります。それは高校1年生の文化祭の日でした。

(孝和さんの母親)
「いつも朝寝坊の息子が、6時半にセットしていたX JAPANの音楽で自分で起きて、慌ただしく着替えして、そのときだけは朝ごはんも食べずに、部屋をのぞき込んで『出かけていく、行ってくる』と言って声かけて、楽しそうに出かけていったのでした」

【第2話】へ続く
「学校の校門で少年たちは待ち伏せしていた」いわれのない因縁を付けられ、理不尽な暴力により息子(16)の命を奪われた母「夜中1人泣きながら遺書を書いたこともあった」

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