宮城県岩沼市役所の近くにある市有地を年間830万円で貸し出すのは、地方自治法が定める適正な価格に違反しているとして、市民団体が10日、住民監査を請求しました。

須藤功代表:
「何のための市有地なのか。そこが理解に苦しむんですよ」

住民監査請求したのは、市民らでつくる「岩沼市有地の健全な活用を求める会」です。

我妻優記者:
「市が所有する土地は、市役所の前にあります」

岩沼市は、市役所前にある体育センターの跡地=約5500平方メートルの市有地を民間企業に貸し出すことにしていて、大手コーヒーショップやドラッグストアの出店が決まっています。

賃料は、条例や規則に従い土地評価額の4%に相当する年間830万円となっています。これに対し市民団体は、適正な市場価格なら年間2400万円から3000万円の賃料が見込まれるのに、格安で貸し出すのは地方自治法などに違反していると訴え計画の撤回を求めています。

須藤功代表:
「ものすごい安い金で貸すんですよ。貸す理由が見当たらないし、あの市有地を健全な活用をできる施設をつくっていきたい」

岩沼市は「条例及び規則に則り、適切な金額で判定していて違法性はない」とコメントしています。