8日に投開票が行われた衆議院議員選挙。
宮崎県内では、1区・2区ともに、野党候補が自民党候補を破る激戦となりました。

宮崎1区は、中道改革連合・前職の渡辺創氏が自民党・元職の武井俊輔氏に1万4000票余りの差をつけ、3期目の当選を果たしました。

【宮崎1区 開票結果】
当選   渡辺 創 (中道・前) 72,280
比例当選 武井俊輔 (自民・元) 58,167
     横田朋大 (維新・新) 28,831
     滋井邦晃 (参政・新) 20,153

一夜明け、さっそく街頭に立った渡辺氏。支援者へ感謝を伝えました。

(3期目の当選 中道改革連合・渡辺創氏)
「引き続き、宮崎1区の代表として役割を果たせという皆さまのご意思をお示しいただくことができました。心から感謝を申し上げます」

一方、敗れた自民党の武井俊輔氏は、比例代表の九州ブロックで復活当選し、5回目の当選となりました。

(自民党・武井俊輔氏)
「第1区の与党の代表として精一杯仕事をさせていただいて、その評価をまた改めていただけるよう、きょうから新たなスタートという思いで、これから全力を尽くしてまいります」

日本維新の会の横田朋大氏と、参政党の滋井邦晃氏は、及びませんでした。

(日本維新の会・横田朋大氏)
「どんどん輪が広がっている感覚はあったが、浸透するにはまだまだ活動量、時間が必要だった」

(参政党・滋井邦晃氏)
「自分自身の力不足を強く感じる選挙戦だった。(今後は)お一人お一人との対話をしっかり進めていきながら、信頼を獲得をしていくというような選挙戦を時間をかけてやっていく必要がある」

宮崎2区は、大きな歴史の転換点となりました。

国民民主党・前職の長友慎治氏が自民党・前職の江藤拓氏におよそ8000票の差をつけ、選挙区で初めての当選を果たしました。

1996年の小選挙区制導入以降、2区で自民以外の政党の公認候補が勝利したのは初めてです。

(選挙区で初の当選 国民民主党・長友慎治氏)
「しっかりとこの皆さまの思いと、そして、私が成すべきことに真摯に取り組んでまいりたい」

【宮崎2区 開票結果】
当選   長友慎治 (国民・前) 73,994
比例当選 江藤 拓 (自民・前) 65,630
     白江好友 (共産・新) 6,325

一夜明け、長友氏は午前8時前から延岡市の事務所前に立ち、道行く車に手を振りました。

(選挙区で初の当選 国民民主党・長友慎治氏)
「宮崎2区の代表者と胸を張ってこれから国会での発言ができるし、地元での活動ができる。長友慎治を使い倒してもらえる。私自身も存分に働かせてもらえることになる」

一方、自身のコメをめぐる失言の影響もあり、終始追いかける展開となった自民党・前職の江藤拓氏。選挙区では敗れましたが、比例での復活を果たし、9回目の当選を決めました。

9日の会見で江藤氏は

(自民党・江藤拓氏)
「小選挙区では敗れたが、私は仕事をさせてくださいということを選挙戦を通じてずっと申し上げてきたので、とにかく、仕事をすることで皆様方への信頼回復にさらに努めてまいりたい」

そして、宮崎3区は自民党・前職の古川禎久氏が9期目の当選を果たしました。

(9期目の当選 自民党・古川禎久氏)
「時代の変わり目において、今のこの私持てるものを全て捧げたい」

【宮崎3区 開票結果】
当選   古川禎久 (自民・前) 94,868
     髙瀨大介 (参政・新) 28,148

県内小選挙区の確定投票率は53.37%と、前回の衆院選を2.76ポイント上回りました。

全国的には自民党の歴史的圧勝となった衆院選。
しかし、県内では野党候補2人が自民党候補を破るという結果になりました。