単独で議席全体の3分の2を上回る316議席を獲得し自民党の“歴史的大勝”となった今回の衆院選。
派閥の政治資金パーティー裏金事件に関わり、前回の衆院選では公認を得られなかったり比例の重複立候補が認められず落選したりした議員も相次いで当選を果たしました。
(自民党 下村博文氏)「1年4か月ぶり国政に戻ることができました。しっかり仕事で頑張ります。みなさんありがとうございました」
(自民党 丸川珠代氏)「再びバッジをつけて政治家として仕事をすることになりますので、もう一度まっさらな気持ちで高い緊張感を持って政治資金の取り扱いには臨んでいきたい」
選挙前には「国論を二分するような大胆な政策・改革にも批判を恐れることなく果敢に挑戦していきたい」と話していた高市総理。2月8日夜、消費税の減税に改めて意欲を示しました。
(高市早苗総理)「自民党は公約で2年間食料品限定、そして新規の国債は発行しないという前提で(消費税減税を)訴えをしてまいりました。各党のご意見も伺いながらできるだけ早く結論を出したいと思っております」
また、憲法改正についても、「自民党の党是である」と発言し発議に意欲を示しています。高市旋風が吹いた衆院選。
前回、維新が小選挙区で全勝した牙城・大阪でも異変が起きました。
▼大阪19区で自民党・谷川とむ氏が勝利
(自民・大阪19区 谷川とむ氏)「この選挙戦、何が何でも負けるわけにはいきません。勝たなければなりません」
泉佐野市などからなる大阪19区に自民党から立候補した谷川とむ氏(49)。
前回の衆院選では、派閥の政治資金パーティーを巡る問題で比例代表との重複立候補を認められず、背水の陣で臨んだものの維新の伊東信久氏に約5000票差で敗れていました。
その谷川氏、総裁選で高市総理の推薦人を務めるなど関係が深く、今回、総理から橿原神宮のお守りを受け取ったといいます。
(谷川とむ氏)「維新の会も自民党と連立を組んでいるので、高市さんとの親密ぶりをアピールしている人もたくさんいるけど、そこは絶対に負けないですから」
対する維新・伊東氏には吉村洋文代表が選挙期間中6回も応援演説に入りましたが…
勝負を制したのは、谷川氏。自民が大阪の小選挙区を勝ち取ったのは2017年以来です。
一夜明けて谷川氏は…
(谷川とむ氏)「しんどい選挙でしたよ。本当に。また改めて一緒に仕事できるし、総理の支えになれたらなって思っています」
▼大阪7区 激戦の末、自民党・渡嘉敷奈緒美氏が比例復活
一方、吹田市と摂津市からなる大阪7区。自民党から立ったのは元大阪府連会長の渡嘉敷奈緒美氏(63)です。
(自民大阪7区 渡嘉敷奈緒美氏)「方向性は高市総理の持っている方向性とおなじ。どうか渡嘉敷奈緒美、自民党、高市早苗にみなさんの1票をください」
渡嘉敷氏が頼りにするのも高市人気。ただ、連立相手の維新に配慮してか、総理が大阪に入ることはありませんでした。
代わりに駆けつけたのが…安倍元総理の妻・昭恵氏です。実は2人は中・高の同級生で「とかちゃん」「あきえちゃん」と呼び合う仲です。
(安倍昭恵氏)「主人はこの国のことを本当に愛して、この国のために働いてきました。そして多くの種をまいてきました。その種が必ず“とかちゃん”の中にもまかれているはず」
衆議院議員を4期務めながら維新に議席を奪われ約4年半、国政から離れていた渡嘉敷さん。今回が政治生命をかけた最後の選挙戦だといいます。
(渡嘉敷奈緒美氏)「落選したときに安倍元総理にかけていただいた言葉が忘れられなくて、絶対国政に戻って来いと言っていただいたのが忘れられなくて、あれが最後になっちゃうなんて」
その結果は、接戦の末、軍配は維新・奥下剛光氏(50)に上がりました。
しかし、渡嘉敷さんは比例復活で久々に当選。前回、自民党から大阪の小選挙区で立候補し、比例復活したのは1人でしたが、今回はなんと6人も復活を果たしました。
(渡嘉敷奈緒美氏)「高市総理の追い風をしっかり受けることができたけど、結果が結びつかなかったのはわたしの力不足で反省している」
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