静岡県富士市は、1990年5月から続けている富士山の観測記録を市のウェブサイトで公開しました。掲載内容は2025年の1年間の観測結果と、1991年から2025年までの35年間にわたる通算の観測結果です
観測は1991年~2025年の35年間、午前8時、正午、午後4時の毎日3回行われていて、定点カメラまたは目視で富士山の全体が見えたのか、一部が見えたのか、全く見えないのかを記録しています。
富士市によりますと、市は1991年3月に「富士・愛鷹山麓地域環境管理計画」を策定し、環境を構成する重要な要素の一つとして自然景観を位置付けました。しかし、計画実施の基礎となる富士山の眺望についての観測記録が存在しなかったため、富士山の基礎データを収集するために1990年5月から観測を開始したということです。
2025年の1年間の観測結果では、午前8時の観測で「富士山の全体が見えた」日数は136日、「一部が見えた」日数は95日、「全く見えない」日数は134日でした。
観測時刻(午前8時、正午、午後4時)ごとの富士山の見える割合は午前8時が最も高く、午後になると低下していくということです。
月別(午前8時)のデータでは富士山の見える割合は秋から春にかけては高く、反対に夏は低くなる傾向があり、平地で晴天であっても周辺の雲や霧によって富士山が見られない場合もあるため晴天率とは比例していないことも明らかとなりました。
35年間の通算データでは、富士山の見える日数が多いのは11月から2月で、見える日数が少ないのは6月から8月。春霞のかかりやすい3月から5月と台風シーズンの9月も見える割合は低いということです。
富士市の担当者は、「富士市では冬になると雪化粧をした富士山を麓まで美しく見ることができます。富士山の観測記録を参考にして、ぜひこのすばらしい富士山の景色を見に富士市に来ていただければ」とコメントしています。
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