大雪は観光地にも暗い陰を落としています。
青森県五所川原市は、「ストーブ列車の運休」や「立佞武多の館の休館」に、「大雪による鉄道の乱れ」の“三重苦”で客足が落ち込んでいます。

白川舞 キャスター
「車窓から地吹雪の景色を眺める、ノスタルジックな列車として人気を集めているストーブ列車。去年年末に故障してから、いまだに復旧の目途はたっていません」

冬の五所川原市で大きな誘客のコンテンツとなっている「ストーブ列車」。
2025年の年末に走行中の車両の連結が分離するトラブルが起こり、現在は運行を取りやめて無料開放となっています。

さらに、立佞武多の館が2026年6月末まで長期休館中の状況で、観光コースに組み込まれることが多かった太宰治の記念館「斜陽館」では、入場者数が例年と比べて4割ほど減少しています。

太宰治記念館「斜陽館」 舛甚富美子さん
「この大雪ですから、お客さまの出足がにぶっているようです。もう尽くす手がない。とにかく早く津軽鉄道が無事に走るようになって、お客さまを連れてきていただければ」

大雪による五能線の相次ぐ運休も拍車をかけ、太宰治の雪像をつくって盛り上げようとしましたが、降り続く雪のため、埋もれてしまいました。

観光客が遠のいているため、物産館にも影響が出ていて、1月の売り上げはいつもの年の8割程度。2月は半減しているといいます。

金木観光物産館「産直メロス」マネージャー 毛内秀登さん
「なんらかのいろいろな対策を抜本的にしないといけないと思っている。こういう干し餅とか、ここならではのものをどんどん打ち出してアピールしていかなくては。気持ちが早く春になってくれと…。それだけ」

ストーブ列車の運休に立佞武多の館の休館、そして大雪による鉄道の乱れ。
五所川原市の観光は例年以上に厳しい冬となっています。