大幅に値下がりしない理由は

農林水産省によると、2025年末時点のコメの民間在庫の量は、玄米で338万トン。

前の年と比べると85万トン多く在庫を抱えています。

コメあまりも危惧されていて、大幅に価格が下がらない理由が2025年の仕入れにあると専門家は話します。

宇都宮大学 農業経済学科 小川真如助教
「今の高値の理由としては、やはり昨年の秋の段階でお米が高かったということが1つの要因ですね。高く集めたお米をなかなか安く売りさばくことができないというような実情があると思います」


そんな中、価格が下がり始めるポイントが今後訪れると予測します。

ポイントは「概算金の時期」と「備蓄米の運用法」

宇都宮大学 農業経済学科 小川真如助教
「今年の米価はおそらく去年よりも下がるだろうという見通しが多いわけなんですけど、具体的にいうと、おそらく2月下旬、あるいは3月上旬に新潟県のJAがおそらく概算金を出してくると思われますので、その水準を様子見してるところがあると思います」


そしてもう1つのポイントが備蓄米です。

2026年、備蓄米の運用法が変わるとみられていて、コメの業者は国の動きを注視していると小川助教は分析します。

宇都宮大学 農業経済学科 小川真如助教
「国が備蓄米を出さないというようにしていた段階であれば、市場の需要と供給で価格が決まりますので、今のように需要と供給がだぶついていると価格が落ち着いてくると考えられますけど、今は国が政府備蓄米をある程度自由に出したりできる状況になっていますので、国の判断がどうかというところを見ながらコメ関係者は動いていると見られます」


小川助教によると、コメの価格は2026年の新米の収穫に向けて、3500円から4000円の間に徐々に下がっていく。

上がる要因はないということです。