そもそも「認知症」とは?
数多くの患者を診断している専門医に聞いてみると・・

福岡大学病院 認知症専門医 飯田仁志 医局長
「日ごろの生活の中で例えば日付を覚えにくくなったりとか人の名前を思い出しにくくなったりとかそういうところからスタートすることもありますし今までやってきた仕事の内容がうまく理解できなくなったとかダブルブッキングするとかスケジュール調整ができなくなったとかそういったところから気づくことが多いかなと思いますね」
人の認知機能は20代から30代くらいがピークで、年齢と共に落ちてきます。
そのことで、生活に支障が出てくるといわゆる「認知症」といわれる状態になるのです。
診断を受けるきっかけは・・・

RKB 日高由貴リポーター
「もしかしたら自分は…みたいなところから診察にいらっしゃるんですか?」
飯田仁志 医局長
「そうですねご本人がそう思われる場合もあるしご家族がそのように認知症じゃないかというふうに心配されて連れてくるという場合もありますね」
日高由貴リポーター
「ご本人に伝えるんですかそれともガン宣告の時みたいに本人に伝えるか伝えないかみたいなのをご家族に確認するとかそういう作業があるんですか?」
飯田仁志 医局長
「まぁ基本的には(本人に)伝える姿勢でいますなぜならただ診断を伝えるだけじゃなくてどう今後なっていくかということを伝えるのがその人の今後の人生を支えることになるんじゃないかなと思うからです。但し伝えることによってショックを受ける方も多くいらっしゃいます。その場ではそうなんですねっていう受けとめたような反応でも帰った後で実はお家の中ではかなり不安になって今後どうしていこう…っていうふうになられる方とかもいらっしゃいますから…」
あらかじめ患者さんの性格などを把握した上で、あえて病名はふせて、病状を伝える場合もあるそうです。
認知症と告げられた時、家族の反応は?
飯田仁志 医局長
「よく分からない状況になっている場合には診断されてホッとするっていう方もいらっしゃいます。あ、やっぱりそうだったんだというふうに納得される方ですね。でも一方でやっぱり伝えたことによって今後どうしようっていう風にご家族も同じようにショックを受ける方もいらっしゃいますので特に独り暮らしの場合は一人でこれからやっていけるかとかご家族が一緒でも認知症本人がどんなふうに進行していくかとか心配されると思います」
飯田仁志 医局長
「(患者)本人も診断されるとこれから全部できなくなるんじゃないかって思われるんですけど(くりかえし)ず~っとやってきた生活習慣がいきなりできなくなるわけじゃありません。だからできなくなっていそうだったらそこをちょっとサポートしてあげるというか何々忘れてるよ~とか言うだけでも構いませんのでそういうちょっとしたサポートをするっていうことでどう続けるかというのを意識してもらえるといいかなと思います」














