「吉塚市場リトルアジアマーケット」

「再テストやけん。明日テストやろ?」「よし、つぎのページ」

真剣な表情で漢字の勉強をするのは、ネパール国籍の両親を持つ小学生です。

ここは、福岡市博多区の「吉塚市場リトルアジアマーケット」の一角で、外国にルーツを持つ子供たちの居場所です。

「在留資格審査」厳格化でどうなるかつきない不安

子供たちの支援に取り組むベトナム出身のブイ・テイ・トウ・サンゴさん(36)。来日して18年。自身も2児の母です。

サンゴさんが懸念しているのが、外国人に対する在留資格審査の厳格化です。

政府は、今年1月、保険料や税金の支払いなどの確認を徹底し、未納がある外国人の在留資格の更新や変更を認めない方針を打ち出しました。

ただ、親の在留資格がなくなることでその子供たちが将来への展望を描きづらくなるとサンゴさんは訴えます。

ブイ・テイ・トウ・サンゴさん
「一番すぐ影響があるのは、これから高校にはいる子供たち。(高校に入るには)『在留資格』がほとんど必要なので学ぶ機会がなくなるかも。(ルールが)大きくもう変わったら、みんなパニックの状態でどうするかってなるのは、本当に今の現実。来年のことはどうなるか」