私たちの生活を支えるダムやマンホールを知ってもらうために、行政機関がダムカードやマンホールカードといったカードを配布していますが、4日から砂防ダムをデザインした「九州インフラカード」が宮崎県高原町で配布されています。

(渕 雅顕 記者)
「トレーディングカードが人気を集める中、高原町では新たなレアカードが誕生しました。それがこちらの砂防ダムのカードです」

高原町の皇子原公園で4日から無料で配布されている「九州インフラカード」。

「九州インフラカード」は、生活を支えるインフラ施設に関する情報をまとめたカードで、地域活性の一環として国土交通省九州地方整備局が発行しています。

(国土交通省宮崎河川国道事務所 田脇康信副所長)
「今回は砂防ダムのカードになるが、砂防ダムの目的だったり、効果を簡単に説明したカードになっている」

今回、新たに発行されたインフラカードにデザインされているのは、高原町蒲牟田地区の砂防ダム。

蒲牟田地区の砂防ダムは、15年前に発生した新燃岳の本格的なマグマ噴火をきっかけに整備されたもので、およそ12万立方メートルの土石流を食い止めることが可能です。

宮崎河川国道事務所によりますと、県内で砂防ダムのカードが発行されるのは、今回が初めてだということです。

(国土交通省宮崎河川国道事務所 田脇康信副所長)
「ふだん意識しないインフラについて理解を深めてもらい、そういう中で収集を通じて、地域の観光を楽しんでもらえたら」

高原町蒲牟田地区の砂防ダムがデザインされた「九州インフラカード」は、1000枚発行され、配布は1人につき1枚のみということです。

【参考】
「ダムカード」や「マンホールカード」と似ていますが、「九州インフラカード」は、河川や橋を含む道路、それに、港などさまざまなインフラをまとめたものです。

九州各県のインフラ施設などがデザインされていて、これまで200か所以上のカードが発行されています。

宮崎県内では細島港や橘橋などが既に発行されていて、今回のカードは8カ所目、砂防ダムでは初めてのカードとなっています。