山形県米沢市の金属部品メーカー、「高橋製作所」が事業を停止し、自己破産の申請準備に入ったことが分かりました。

帝国データバンクによりますと、米沢市芳泉町の有限会社「高橋製作所」は、2月3日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任しました。負債総額は、2025年4月期末時点で、およそ2億4700万円に上るとみられています。

高橋製作所は1970年に創業し、自動車部品や特殊ネジなどの製造を手がけ、2001年4月期にはおよそ3億4000万円の売上高を計上していました。

しかし、取引先となる自動車部品メーカーの海外移転や、リーマン・ショックなどの影響を受け、売り上げが低迷していました。さらに近年は新型コロナウイルスの影響に加え、自動車認証不正問題やEV(電気自動車)シフトに伴い、金属加工の需要が減少していました。

このため、2025年4月期の売上高はおよそ6900万円まで落ち込み、赤字が続くなど業績回復のめどが立たず、今回の措置となりました。