“隠れ教育費”も値上げ傾向 23区初の「制服無償化」の動きも

出水キャスター:
“隠れ教育費”も、近年は値上げ傾向にあります。
例えば、パソコンやタブレット代は、2024年の調査に比べて約6000円も値上がりしているそうです。
そして制服代は、2024年の調査に比べて約8000円も上がっているということです。
これは単純に物価高というだけではなくて、制服を取り巻く環境というものが変わっていると、千葉工業大学の福嶋准教授は話します。

例えば、暑いのでシャツだったものが猛暑用にポロシャツに変わったり、近年は女子用スラックスなど、多様化が進んでいくと、アイテムが増えていきます。
選択肢が増えるのはいいですが、保護者からすると、使うかもしれないから両方買っておくというような話し合いになり、「念のため多めに」と先回りした配慮で負担が増加するケースもあるそうです。
こうした動きに、自治体も取り組みを行っています。
例えば、東京・品川区では、23区で初めて制服無償化の動きが出ています。

2026年4月から区立中学の新1年生などに、夏と冬、上下の制服(標準服)を無償化するということです。
※ワイシャツ・ネクタイ・リボンは対象外
その財源は、区の行政で需要が減ってきた事業の廃止、広報誌の発行部数の見直しなどをして、ある種圧縮する形で20億円くらいを捻出。
その中から、2025年度は1億円を超える予算を捻出して、5万円かかる制服を無償化するという動きが実現しているということです。
経済アナリスト 馬渕磨理子さん:
行政の無駄の見直しは、なかなかメスを入れづらいと思いますが、いいお金の使い方が実現できていますよね。国も真似できたらいいですね。














