謎メニュー「アゲ↑↑タイム」

この日の練習メニューには「アゲ↑↑タイム」という文字が。サブグラウンドに現れたのは仲地投手と草加投手の2人。井上監督自らバットを握るとひたすらノックを浴びせる。ミスをしたらその場でジャンプをするペナルティ付きだ。最後は40本連続ノーミスで捕球したら終わりという過酷なルール。所要時間はおよそ1時間、練習を終えた2人はグラウンドにしゃがみ込んだ。

ベテラン松葉&柳も熱投

投手陣では、経験豊富な左腕も存在感を示した。松葉貴大投手は初日から連日のブルペン入り。この日も75球を投げ込み、「自分のフォームを完成させるために投げ込んでいる」と意図を説明した。現在の完成度は「30〜40%」としながらも、「無意識に理想とする体の使い方ができるように、しんどくても毎日ブルペンに入って、体に染み込ませていくのが必要」と、地道な作業を続ける。

また、開幕投手については「やめるまでには一度はしたい。何を言われても、心と体の準備はしている」と静かに闘志を燃やした。

柳裕也投手もブルペンで93球を投げ込んだ。「オーバーペースというわけではなく、いつもこんな感じ」と順調な調整ぶりをアピール。「ケガなく行ければそれでいい」と冷静に先を見据えつつ、「しっかり自分の状態を上げてアピールする」と競争への意識をのぞかせた。

第1クールを終え、第2クールからはシートバッティングなど、より実戦的な練習が始まる。根尾投手が「試合で投げさせたいと思わせられるぐらいのピッチング」と語るように、投手陣のアピール合戦はさらに激しくなっていきそうだ。