コカインなど違法薬物の蔓延が若年層で深刻化する中、警視庁が注意を呼びかける新たな動画を公開しました。

「頻度が増えたり量が増えたりすると、持っているお金では足りなくなって売春のようなことをしたり」
「失くしたものは本当に大きかったですね。夢であったり目指していたものっていうのが、失うのが早かったなって思ってます」

公開された動画では、薬物乱用経験者の証言や体験談をもとにしたドラマを通して、違法薬物の危険性や、一度手を出すと抜け出せなくなってしまうリスクなどが紹介されています。

警視庁によりますと、29歳以下の若い世代において特に大麻とコカインの乱用が問題になっていて、コカインの摘発は去年1年間でおよそ280人と前年の1.5倍に急増しています。

警視庁はきょう、注意を呼びかけるイベントを開催し、動画に出演したお笑いタレントの「ヒコロヒー」さんや警視庁のシンボルマスコットのピーポくんも登場。

ヒコロヒーさんは、違法薬物を正しく怖がってほしいとしたうえで、これまで薬物の乱用防止に興味のなかった方にも見てほしいと呼びかけました。

警視庁の薬物銃器対策課・河内良夫課長は、「ヒコロヒーさんのメッセージは非常に説得力がある、映像を見れば、若い人たちは絶対に薬物に手を出さなくなると確信した」としたうえで、「動画を通して薬物に手を出す若者を1人でも減らしたい」としています。