手足が不自由な人の日常生活をサポートする介助犬について学ぶ授業が高知県南国市の小学校で行われました。子どもたちは介助犬の役割や飼い主=ユーザーとの信頼関係などを知りました。

◆実演 介助犬がユーザーを助ける
「テイク!」

◆講師
「テイクっていう合図でちゃんと口でくわえています」

授業が行われたのは南国市の三和小学校です。介助犬について知ってもらおうという取り組みで、日本介助犬協会の磯貝歩美さんと、実際に介助犬と暮らしているユーザーの藤原智貴さんが講師を務めました。

手足が不自由な人の日常生活をサポートする介助犬。全国に50頭あまりいますが、その存在や役割はあまり知られていません。高知には現在1頭もおらず、子どもたちは介助犬を見るのも知るのもほぼ初めてです。磯貝さんは介助犬がユーザーのために動いているので安易に触れないこと、ただ、もしユーザーが困っていたら「声をかけてほしい」ことを伝えました。

一方、藤原さんは介助犬に指示をする時は目を合わせることや実際に助けてもらったエピソードなどを説明。また、「介助犬と海外旅行をしたい」という今後の夢についても語っていました。子どもたちは立ち上がって話を聞いたりメモを取ったりして介助犬と人との信頼関係に感心した様子でした。

▼児童
「介助犬がいるのを知らなかった。体が不自由な人が犬に助けられて生活が少しでも楽になったらいいなと思った」
▼児童
「介助犬のユーザーが困っていたら助けてあげたいと思った」

▼日本介助犬協会 磯貝歩美さん
「介助犬を知っている人が少ない、認知度が低いってことで、介助犬のことを知らないところから介助犬を持ちたいという手が上がらない、いろいろな方に介助犬のことを広めてもらえればうれしい、ありがたいと思っています」

県内からは現在、介助犬を希望するという連絡は入っていないということで、日本介助犬協会はこうした機会を通して介助犬の存在を広げていきたいとしています。