貯金を切り崩し生活 ひとり親は“正規雇用”への壁も
毎週水曜、子どもたちに無料で朝ご飯を提供している子ども食堂。

利用する30代の女性は、2歳と6歳の子どもを育てるシングルマザーだ。
30代のシングルマザー
「(Q.こういう場所は?)助かります。果物とか出したいけど、果物はなかなか…バナナぐらいしか」
女性は2025年、正社員の夫と離婚した。それまでは生活に余裕もあったが、離婚後、一気に苦しくなった。
子どもを保育園に預けたあとは、企業から委託を受け、在宅で働いている。
30代のシングルマザー
「子どもが体調を崩しても自宅で仕事ができるので、仕事を途絶えさせないためにも自宅で」
フリーランスとして働き、ひと月の収入は多くても15万円。仕事をもらえなければ、ゼロの月もあるという。
値上がりしている食料品は、フードバンクからの援助に頼っている。

30代のシングルマザー
「お米もすごく助かります。いろんなものを用意できないからこそ、白ご飯はいっぱい、ふりかけとかをかけて食べてほしいと思うので」
元夫からの養育費は少なく、公的な手当も受けているが、収入が安定しないことが一番不安だと話す。
30代のシングルマザー
「正社員の求人も応募はしているが、シングルマザーというのが企業さんにはネックになってて、『(子どもが)体調崩したらどうするんですか?』と面接でも聞かれる。そこで素直に答えるといい結果じゃなかったり」
これまで20社以上応募したが、採用には至らなかった。
今は家賃や生活費を工面するため、貯金を切り崩しながら生活しているという。
ひとり親家庭を支援している民間団体は…

ひとり親支援協会(エスクル) 今井智洋 代表
「子どもが病気等になると、仕事を休まないといけない。今まで正社員で働いていたとしても、休みがちになってしまって、非正規雇用になってしまうという人も中にはいる」
衆院選の投票日が迫るが…
30代のシングルマザー
「どこがいいだろうっていうのは、そこまで。そんな先のことは今考えてられない。まずは身の回りのこと、来月の支払いをどうしようとか、そこばっかり」














