高知農業の指揮を執るのは、下坂充洋監督。1992年11月生まれの33歳で、2019年からチームを率いています。
◆下坂充洋 監督
「選んでいただいたことに、すごく嬉しい思いでいっぱいです。生徒たちの様子を見て、すごく嬉しそうにしているのが私たちも嬉しいですし、また恥ずかしそうにしているのが、すごく高知農業高校らしくていいなって思います」
そう優しく語った下坂監督ですが、ここまで苦しい経験をしてきました。2021年は新入部員が「ゼロ」で、その年の夏の大会は部員11人の単独チームで出場しましたが、3年生が引退した後は部員が「3人」に。以降は連合チームでの公式戦に出場しました。
◆下坂充洋 監督
「部員が3人の時は、このグラウンドで寒い中練習していました。部員が3人ですと、声を出すのが恥ずかしくなるんですよね。練習も声が出ないような練習が多かったので、我々指導者も一緒に入って元気よく練習をしていました」
◆下坂充洋 監督
「2021年12月まで部員が3人で、翌年1月に入ると2年生が2人入部してくれました。計5人で2022年の春を迎えるんですけど、その春に新入部員が5人入ってくれて計10人になりました。勧誘活動はダメなので、入試を終えて合格発表を終えても『野球部に何人が入るか』はわからないんですね。入学式を終えた後に野球部に入ってくれるかどうかが少しわかって、それが『5人』っていうのもすごく嬉しかったです」
ただ、人数が少ない中で得られた“財産”も大きく、当時の経験は今回のセンバツ出場に繋がっているといいます。














