全国高校ラグビーが今月27日に開幕します。宮崎県代表の高鍋は、花園で2勝以上を目標に掲げ、闘志を燃やしています。
12年連続30回目の全国大会出場
県大会で圧倒的な強さを見せ、12年連続、30回目の全国大会出場を決めた高鍋高校ラグビー部。
去年の全国大会では、5大会ぶりに初戦突破を果たしたものの2回戦で敗退。
今年、チームは去年を上回る2勝以上を目標に掲げています。

(高鍋 檜室秀幸監督)
「最近ずっと宮崎県勢として全国2勝というのが遠ざかっているので、その先にはベスト8というのがあるが、しっかり2つ勝って、正月を花園で迎えたいというのを目標にこの1年やってきた」

フォワードの要 甲斐敬心選手・加茂勇人選手
伝統の展開ラグビーが健在の高鍋。
さらに、今年のチームはバックス出身のフォワードの選手が多いのが特徴で、「異次元の高速展開」を目指して練習を重ねてきました。

その高速展開の要となるのがラグビーの名門、帝京大学への進学が決まっているフォワードの甲斐敬心選手。
バックス時代に培った速いパスとランニングスキルを生かし、全国の強豪に挑みます。
(高鍋 甲斐敬心選手・3年)
「自分たちが今まで練習してきた速いプレーと低いタックルをみせて、自分たちの速いテンポで相手より上回れるスピードで勝負していきたい」


同じくフォワードでチーム1のハードタックラー、加茂勇人選手はディフェンスの要。
中学2年生のころ、高鍋のラグビーを見て福岡から宮崎にやってきたという加茂選手。
どんな相手にも刺さり続ける体の強さと前に出る姿勢でチームを引っ張ります。
(高鍋 加茂勇人選手)
「自分たちの持ち味は、やっぱりディフェンスだと思っているので、とことん前に上がって相手に圧力をかけること。自分はチームのために一番体を張って勝利につ
なげたい」

