良い評判の口コミを見て…取材から見えた被害者たちの4つ“共通点”

取材を進めると、被害者たちにはある4つの“共通点”が見えてきた。

高橋デンタルオフィス外観

1つ目は、高橋デンタルオフィスの良い評判の口コミを見て通い始めたことだ。被害者たちによると、インターネット上には高橋被告を“インプラントの名医”と紹介していたサイトもあったという。口コミもよく、それを信じて通い始めていた。

2つ目は、被害に遭った多くの人が数年にわたって高橋デンタルオフィスに通っていたこと。中には20年近く通っていた人もいた。被害者の一人は、「長期間通っていて信用していた部分があった」と話した。

3つ目は、だます際に用いた“常套句”が挙げられる。
高橋被告は、被害者たちを歯科医院の小さい部屋に呼び込み、「今日中に決めないといけない」「あなただけに特別に話しています」などと、決断を迫るようなことを言いだまし取っていた。

4つ目は、「歯医者がだますはずがない」という被害者の思いに付け込んでいたことだ。被害者の一人は、「歯医者という社会的に信用できる立場のため、当初は疑いはもっていなかった」と話した。