産業機械の組立の「株式会社NEG」が、今月19日までに富山地裁高岡支部から破産手続きの開始決定を受けたことが帝国データバンクの調べでわかりました。
NEGは2015年(平成27年)に設立され、富山県内の産業・工作機械メーカーや研究・開発事業者向けにFA装置、工作機械、搬送装置や各種精密部品などの組立、加工、検査を手がけていました。
コロナ禍前の2019年12月期には年売上高約2億7000万円を計上していましたが、加工技術面での優位性がなく競合激化もあり、当期純損失を計上していたとみられています。
2020年2月頃からの新型コロナウイルス感染拡大により、国内外の製造業で設備投資の中止や延期が相次ぎ、受注量が落ち込み、2020年12月期の売上高は1億円台にとどまり、営業損失を計上することになりました。
その後も受注量はコロナ禍以前の水準まで回復せず、従業員削減などのリストラが進まなかったことで販管費が高止まりし、欠損計上を続けました。年商を上回る借入金により、約1億円の債務超過に陥っていました。
2024年12月期には受注量と単価の低迷により年売上高が約1億3100万円にとどまり、営業損失約1000万円、経常損失および当期純損失約1200万円を計上しました。
資材価格上昇による製造原価増加も重なり、資金繰りがひっ迫し、事業継続を断念する結果となりました。
負債は約1億4700万円で、金融債務が大半を占めているとみられます。















