1月25日、高知市の「大旺新洋おまち多目的広場」で、「高知家うまいものフェスタ」が開かれます。「高知家のうまいもの大賞」の10周年を記念して開かれるイベントで、過去に「うまいもの大賞」を受賞した商品が並びます。その中から今回は、2025年と2026年に最優秀賞を受賞した“うまいもの”を紹介します。

「高知家のうまいもの大賞」は、全国の舞台でも勝負できる高知県産品を発掘しようと、高知県が2016年から開いているコンクールです。お土産や、贈り物、酒のおつまみなど、高知県内の事業者が腕によりをかけた「高知のうまいもの」の中から、グランプリが決まります。その「高知家のうまいもの大賞」10周年を記念して開かれるイベント「高知家うまいものフェスタ」では、過去に大賞を受賞した商品が集まります。23日は、高知ならではの「かつおの加工品」と「ドリンク」です。

2025年(第9回)最優秀賞「土佐かつおのっけ」

高知家のうまいもの大賞、まずは2025年最優秀賞に輝いた「土佐かつおのっけ」です。製造しているのは黒潮町佐賀にある「土佐佐賀産直出荷組合」ここでは仕入れた魚の捌くところから加工まで一貫して行っています。うまいもの大賞に送り出した「土佐かつおのっけ」どんな商品なんでしょうか。

▼土佐佐賀産直出荷組合 浜町明恵 取締役
「カツオと砂糖を醤油、みりん、ゆず果汁だけで炊き込んで味付けフレークにしました。調味料は丸大豆を使った醤油、みりんも本みりん。砂糖も精製していない洗双糖。そして高知県産のゆず果汁を使っている。原材料にこだわっている」

「大体1時間を目安に炊いている。1時間経ったら糖度を測って、糖度が既定の数値達していれば火を止めるし、まだならもう少し火入れをする」

食材、そして加工にもこだわった「土佐かつおのっけ」。浜町さんはこんな思いも「のっけ」ています。

▼土佐佐賀産直出荷組合 浜町明恵 取締役
「うちの孫もそうなんですけど、もう『ごはんイヤイヤ』というので。かつおのっけを乗せるとパクパク食べてくれる。毎朝忙しい時間はこれを乗せて食べさせているというような話を聞いたときに、やっぱり魚離れが進んでいるんで、ましてやここは高知県でカツオの国と言われているので、なんとかカツオを小さな子供からお年寄りまでタタキとは違う食べ方で食べてほしいなと思っていて。どんどん販路が拡大していったら面白いなと思っています。海外では今おにぎりブームが来ているということで海外進出も考えたいですね」

2026年(第10回)最優秀賞「ぶんたんレモン」

受賞したのは高知アイスの「ぶんたんレモン」です。高知の特産品、文旦を主役に、それを引き立てる愛媛県産のレモンを加えた甘くて爽やかなドリンクです。

▼高知アイス 森下伸広 取締役 営業統括部長
「文旦は高知県ではポピュラーな誰でも気軽に食べられる柑橘。高知県外に行くと意外と高級な柑橘で気軽に食べられるものではない。そういった文旦を気軽に知っていただく、果実そのものではないんですけど飲んでもらって、『文旦ってこんな味なんだ』と感じてもらうところに着目しました。そして文旦の使用量をどんどん増やして、農家と一緒に連携してやっているので、喜んでもらえるようにしたい」

受賞後、ぶんたんレモンはたちまち人気商品に。

▼高知アイス 森下伸広 取締役 営業統括部長
「今もかなり注文がきている。冬場に柑橘ドリンクがこれだけ売れることはあまりないことなので今回のうまいもの大賞で最優秀賞を受賞したおかげで、工場の中も活気づいていて、非常にありがたい状態になっている。一般の消費者も必ず喜んでもらえる商品に成長して、高知アイスを代表する商品になってくれることを期待しています」

25日に開かれる「高知家うまいものフェスタ」は、10周年を記念して、過去に大賞・新商品賞を受賞した商品など、これからの高知の“顔”となる商品が集まります。