“命をかける覚悟” 不測の事態のため日々訓練

井上キャスター:
「皇宮警察」は、これまでの不測の事態に、どう対応してきたのでしょうか。

TBS報道局 社会部 秋山瑞貴 記者:
1975年に上皇ご夫妻(当時皇太子ご夫妻)が沖縄を訪問された際、火炎瓶が投げ込まれる事件がありましたが、皇宮警察の護衛官がご夫妻を避難させるなどの対応にあたりました。

2026年にも、新年の一般参賀の終盤において、参加者の男が公然わいせつの疑いで現行犯逮捕されるという事案がありました。

その際も、護衛官が男を素早く取り押さえ、一般参賀の進行に影響を与えませんでした。

このように、何かあった際に備えて日頃から訓練を重ねていて、皇宮警察としても、皇室の安全を守るために“命をかける覚悟”で護衛にあたっているということです。

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
外国では、王室などの元首を守る部隊は軍隊というケースが多いです。

日本にも近衛兵という組織がありましたが、敗戦によって軍隊がなくなり、今も自衛隊は関与していません。

警察組織が皇室を守るという「皇宮警察」は、ユニークな組織だと思います。