佐賀県伊万里市は、通学路沿いにある空き家について、倒壊するおそれがあることから強制撤去を始めました。

「それでは作業を始めてください」

伊万里市山代町楠久では19日午前、空き家となっている木造2階建て住宅の強制撤去が始まりました。

この住宅は2年半前、屋根の瓦が崩れたことから、伊万里市が所有者に対策を求めていましたが、2024年3月に所有者が死亡。

相続の対象者は全員が権利を放棄し、誰も管理しない状態が続いていました。建物の老朽化が進み倒壊するおそれがあるうえ、目の前が通学路になっていることなどから、伊万里市は今回、空き家対策特別措置法に基づく「略式代執行」で、撤去することにしました。

伊万里市 都市政策課 水野宏樹 課長
「空き家の管理につきましては基本的には所有者様がして頂く部分になります。市としましては所有者の方に適正な管理をお願いしたいと考えております」

伊万里市で略式代執行によって空き家が撤去されるのは初めてで、撤去費用およそ385万円は市が負担するということです。