被害にあったのは、宮城県亘理町に住む70代の無職の女性です。
警察によりますと去年7月25日、女性の自宅の固定電話に運送会社の職員を名乗る男から「あなた宛の荷物が犯罪に利用されている」などと電話がありました。その後、警察官を名乗る男と電話が繋がり、「身の潔白を証明できなければ財産を差し押さえる」などと言われました。
女性は、警察官を名乗る男の指示に従い、スマートフォンを契約して複数のインターネットバンキングを開設して現金を入金し、暗証番号などの口座情報を伝えました。
さらに、女性は550グラムの金塊を購入し、「捜査員が回収するので顔を見ないように」と念押しされ、8月20日に自宅の門の近くに置いたところ、回収されていたということです。女性のインターネットバンキングからは8月12日から12月下旬の間に、複数回にわたって現金およそ1900万円が引き出されていました。
被害額は現金と金塊、合わせておよそ2900万円にのぼり、女性は「自分が犯罪者になったら家族に迷惑がかかると思った」などと話しています。
警察は、特殊詐欺事件として捜査しています。














