函館少年刑務所は、去年9月、受刑者2人に対し足を蹴るなどの暴行を加えたとして、27歳の男性看守部長を16日、減給6か月100分の20の懲戒処分としました。またこの看守部長を函館地検に特別公務員暴行陵虐容疑で書類送検しました。
函館少年刑務所によりますと、看守部長は去年9月5日、午前8時すぎと午後2時半ごろ、そして9月17日午前8時半前の3回にわたり、足を組んで刑務作業をしていた受刑者に対し、組んでいた足の裏をつま先で蹴りました。
また9月9日午後0時すぎ、別の受刑者を指導する際、受刑者の腹を拳で殴打しました。
被害に遭った受刑者2人にけがはありません。
函館少年刑務所は、これらの暴行が発覚した経緯などは差し控えるとしています。
刑務所の聴き取りに対し、看守部長は足を蹴ったことについて「作業中に足組みをしないよう何度も口頭で注意をしたが改善しないことから、身体で示すしかないと思い、痛みを伴わない強さで払うように蹴った」と話し、腹を殴ったことについては「今後の期待感や励ましの気持ちを込めて軽はずみに殴打してしまった」と話しているということです。
函館少年刑務所は、この看守部長を減給6か月100分の20の懲戒処分とし、腹を殴った暴行について、特別公務員暴行陵虐容疑で函館地検に書類送検しました。
函館少年刑務所の渡邊真也所長は「当所職員が受刑者に不適切な処遇を行い、事件送致及び懲戒処分に至ったことは、極めて遺憾であり、被害者を始め関係する皆様方に、心からお詫び申し上げます。当所としましては、再発防止のための職員指導を徹底し、失った信頼回復に努めてまいります。」とコメントしています。














