魚を、海ではなく陸で育てる取り組みが広がっています。それが「陸上養殖」です。温暖化など海の環境が大きく変化する中、漁業の救世主となるのか?陸上養殖の最前線を取材しました。

海水温上昇で漁獲量は「物足りない」

10月末から宮城県の石巻港で水揚げが本格化しているサバ。脂がのって、大型のものは「金華サバ」として出荷されますが…

漁師:
「(Q、今シーズンどうですか)まだまだ物足りないところがありますね。きのうも全然少なかった」

ブランド魚にも不漁の波が押し寄せています。理由のひとつとみられるのが海水温の上昇です。三陸沖の海水温はこの100年で1.2℃上昇。特に2024年の海面温度は平年よりも6℃高い状態で、世界でも最大の上昇幅を記録しました。サンマやサケなど三陸を代表する魚は漁獲量の減少傾向が続いています。