京都大学の研究チームが、「酒の飲みすぎ」を防ぐ対策につながるかもしれない研究結果を発表しました。

 京都大学の研究チームによりますと、酒を飲んだ際に肝臓から分泌されるホルモンが脳神経を活性化させることで充足感が得られることが分かったということです。

 酒を飲むと得られる充足感は時間の経過と共に低下するため、ついつい飲み過ぎてしまうということですが、このホルモンの分泌を促す成分の入った誘導剤を摂取すると充足感を得ながら飲酒量を減らせることが分かったということです。

 (京都大学大学院食品生物科学専攻・佐々木努教授)
 「生活の一部として飲んでいるものに対して『やめなさい』っていうのは難しいので、やはりその代わりの楽しみになるようなものを提供しないと現実的な解決策にならないと思っている」

 研究チームは今後、ヒトへの有効性や安全性を確認するなど実用化に向けた研究を進めたいとしています。