「ギャルの聖地」としてトレンドをけん引した心斎橋オーパが、31年の歴史に幕を閉じました。

 1月12日、惜しまれつつ閉店した大阪・ミナミの商業施設「心斎橋オーパ」。最後の姿を目に焼き付けようとする人々の姿がありました。

 心斎橋オーパは1994年、108店舗が出店するファッションビルとして開業。

 4年後にはコスメショップなど美容に特化した別館もオープンし、トレンドの発信地として存在感を確立します。

 2000年代に入ると空前のギャルブームが到来。館内には明るい髪色に派手なメイクの女性が溢れ、ギャル文化の中心地に。カリスマ店員も登場しました。

 毎年開催されていた高級ブランドのリセール市では数日で1億円以上を売り上げたほか、年始のバーゲンではビルの前には行列ができました。

 時代にあわせてリニューアルを繰り返してきた心斎橋オーパ。しかし、若い世代のトレンドが多様化するなか、ビルの賃料に見合う利益を上げるのが厳しくなり閉店することになりました。

 そして、最終日の12日は閉店セールが開催され、多くの客で賑わいました。

 (客)「結構来ていました。でも最近ずっと来ていなくて。きょうで無くなるんや、みたいな」
 (客)「無かったらぽっかり穴が開いちゃう、心に穴が開いちゃうみたいな存在ですね」

 また、フロアの一角には当時の店内ポスターや流行したファッション、アイテムなど“懐かしい”展示スペースも。

 (見に来た人)「泣きそ~、やば~と思って。(Qなぜ?)エッグ系の黒ギャルやったんですよ、ヤマンバ。一式服を買ってクラブに行く、みたいな。最後絶対に来ようと思って、さみしいですね」

 そして迎えた閉館のとき。店の前では写真を撮る女性たちの姿が。

 (女性)「(Qどうしてここへ?)オーパの地下2階のココルルってところで働いていました。オーパで働いていた時代が人生で一番仕事したし、充実していたし、輝いていた。混んでいるオーパをみて当時を思い出しました」

 31年間、客からも従業員からも愛された心斎橋オーパがミナミの街から姿を消しました。