■資源の壁を突破する日本の知恵
”脱レアアース”の波は、自動車産業だけにとどまりません。
去年12月には、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)などの研究グループが、画期的な成果を発表しました。
レアアースを使わずに、マイナス269度以下という”極低温”を実現できる蓄冷材料を開発したのです。
この技術は、医療現場で不可欠なMRIや、未来の計算機である量子コンピューターの冷却システムに応用が期待されていて、レアアースに依存していた極低温世界の新たな選択肢として注目されています。
「ないなら、知恵で補う」。
資源の制約を技術力で乗り越えようとする日本の「突破力」こそが、持続可能な未来への最も確かな切符になるはずです。














