■新鉱物が問う“資源大国"の夢と現実

探査船の出港は、確かに資源確保に向けた希望の一歩です。

しかし、愛媛の山で見つかった小さな石は、私たちに重要な教訓を残しています。

それは、資源開発に「一発逆転の魔法」はないという現実です。

自然界が数億年かけて隠した宝物は、数十年、あるいは百年単位の地道な科学的探査と技術の積み上げによってのみ、私たちの手に届くものになるのかもしれません。

「国産資源」への道は、まだ始まったばかりです。