日本を代表するクラシックホテルのひとつ、奈良ホテル。大規模な改装工事を行うため1月4日から全館を休業しました。

 創業117年の奈良ホテルは、東京駅などを手がけた辰野金吾による和洋折衷建築で知られ、重厚華麗な姿で「関西の迎賓館」として親しまれ、皇族や各国首脳のほかチャップリンやオードリー・ヘップバーン、ヘレン・ケラーなど世界の要人をもてなしてきました。

 今回の改装工事では、築41年の新館を全面的に刷新します。

 (奈良ホテル 福田順副支配人)
 「現在の新館が約40年以上経っていまして、設備が老朽化しているということで、インバウンドも少し取り込んでいかないといけないということも意識しながら(改装を)やっている状況です」

 宴会場は、正倉院の宝物の文様をモチーフとした絨毯など、伝統とモダンが調和する落ち着いた形に。日本料理「花菊」は日本人の食の変化とインバウンド需要に対応し、鉄板焼きレストランに業態を変更します。

 本館やバーなどは6月4日から再開。新館の営業再開は今年の秋を予定しています。