東京都心と豊洲や有明などの臨海部を結ぶ道路・環状2号線は、工事の最終区間だったおよそ1.4キロがきょう開通し、全線で通行が可能になりました。

環状2号線は、東京・千代田区神田から港区や中央区を経て江東区有明までをつなぐおよそ14キロの都道です。

きょう午後3時に開通したのは、虎ノ門と築地をつなぐトンネルのうち、工事の最終区間だった新橋から築地までのおよそ1.4キロで、これにより環状2号線は全線が開通しました。

環状2号線は当初、東京オリンピック・パラリンピックで主要な道路として利用するため2020年に開通する予定でしたが、築地市場の移転延期などの影響で開通がおよそ2年半遅れていました。

きょう開通した区間には、1日およそ6万台の車が通る見通しで、東京都は「晴海通りの渋滞の緩和が期待できる」としています。