山陰両県では雪のピークは過ぎましたが、12日も冬型の気圧配置が続いていて、倒木やなだれに注意が必要なほか海上では14日まで高波に注意が必要です。
そして、この雪の影響は地震の被災地により大きな影響を及ぼしています。

記者 安松裕一
「午前8時の鳥取市です。辺りは一面の銀世界。雪は足首の上ぐらいまで積もっています」

11日から降り続いた雪で、鳥取市内は20センチ以上の積雪となり、あさから歩道や車の雪かきに追われる人の姿が多く見られました。

街の人
(Q 結構積もりましたね)
「今年の最高の雪ですね。鳥取の雪は湿気が多いので重たいです」

「20センチ以上はありましたかね。これ以上降らなきゃいいですけどね」

12日の山陰地方は雪のピークは過ぎましたが、各地の積雪は午後2時現在で鳥取県では鳥取16センチ、大山町大山で106センチ。
島根県では飯南町赤名で19センチ、奥出雲町横田で2センチなどとなっています。

記者 昌子秀
「週末からの強い風で、こちらでは工事現場の足場が崩れたということです」

10日から12日朝までに観測した最大瞬間風速は、鳥取県では鳥取空港で31.4メートル、島根県では隠岐空港で30.3メートルなどとなり、この強風の影響で松江市の飲食店建設の工事現場では、10日深夜に強風によって高さおよそ6メートルほどの足場が崩れ、12日朝は、その修復作業が行われていました。

けが人はいませんでした。

松江市では10日の深夜11時40分に最大瞬間風速27.8メートルを観測しています。

雪、風のピークは過ぎましたが、着雪による倒木やなだれに注意が必要なほか、海上では14日まで高波にも注意が必要です。

そして、雪の影響は先週発生した地震の被災地にはより大きな影響をもたらしました。

最大震度5強の地震の影響で建物の窓が割れたり、壁にひびが入ったりする被害が相次いだ安来市広瀬町。

こちらの民家では石垣が崩れ、家の前の道路に亀裂が入りました。

住民
「地震があったのちにあそこが崩れたもので通れなくなった。通ったらぐわーっと亀裂が入っているので車が通れない」

家の前の道が通行止めになったことで除雪車が入れない状況だということです。

住民
「困ります。朝通勤するのに除雪がなかったら帰れないし出られないし。ここが通れないとこの下をこうやって(回って)行かんといけんし、たったこれだけだけどすごく便利が悪いですね」

地震の震源地周辺では、さほどの積雪とはならなかったものの、道路の亀裂や建物の一部損壊、続く飲み水の確保など復旧の続く被災地では、より大きな影響を及ぼすことになりました。