きょう1月12日は成人の日です。近畿各地で二十歳を迎える人たちを祝うイベントが開かれました。

 あでやかに踊る舞妓たち。京都市で開かれた式典では、20歳を迎えた舞妓2人が舞を披露しました。京都の花街で、厳しい修業を経て培った伝統芸が新たな門出に華を添えました。

(祇園甲部舞妓・明日葉さん)「今年5月に芸妓さんになる年でもあるので、去年よりもお稽古ごとに精進していきたいと思います」
(祇園甲部舞妓・佳つ秀(かつひで)さん)「京都を背負ってうちも頑張っていきたいなと思います」

 兵庫県西宮市の式典は、6年前から阪神甲子園球場で開かれています。市内では今年度5000人あまりが二十歳を迎えるということです。

 参加した人からは世相を表してかこんな“正直な”声も。

(男性)「今の社会、お金がないと始まらないといいますか、自分のできることを広げる意味でもまず一歩としてお金を稼ぐことをやっていきたい」

 今年度、およそ2万4500人が20歳を迎える大阪市。大阪市役所では33人が市役所のシンボル「みおつくしの鐘」を20回打ち鳴らし、未来への決意を新たにしました。
(女性)「1人の大人として社会に貢献できるように頑張っていこうと思いました」
(男性)「人と話すのがあまり得意じゃないので、できれば積極的にコミュニケーションを取れるようになっていったらうれしいなと思います」

 一方、大阪市阿倍野区のあべのハルカスでは、こちらも恒例となった地下1階から60階までの階段をのぼる“ハタチのチャレンジ”が行われました。

 58人が自分の抱負を書いたたすきをかけ、1637段ある階段をのぼりました。

 約1時間20分かけて、全員が高さ約300メートルの展望台にたどりつきました。

(女性)「この先明るい人生を自分で歩んでいきたいなと思ったので、笑顔と周りの方への感謝、それを大切に自分の夢をつかみとりたい」

 様々な思いを胸にハレの日を迎えた20歳の若者たちが、新たな道へ歩みを進めます。