世界を混乱させるような発言が目立つ、 トランプ大統領。暴走ともいわれる言動の裏には、どんな思惑があるのでしょうか。

“暴走”のすべてが中間選挙向けの戦略か

南波雅俊キャスター:
アメリカの調査会社が発表した「2026年の10大リスク」には、1位と3位にトランプ大統領に関するものが入っています。

【2026年の10大リスク】
1位:アメリカの政治革命
2位:「電気国家」中国
3位:トランプ版モンロー主義

▼1位の「アメリカの政治革命」は、公務員を解任するなどして、権力の歯止めを解体していくような行動のこと。また、▼3位の「トランプ版モンロー主義」は、南北アメリカを勢力圏内と見立てる考え方です。

そんななか、トランプ大統領は2026年に入り、▼グリーンランドの領有に意欲を示しました。報道官から「軍の活用も選択肢の一つ」という発言があり、警戒感が高まっています。

ほかには、▼ベネズエラと取引をしているロシアの石油タンカーの拿捕や、▼66の国際機関からの脱退を指示することもありました。

明海大学の小谷哲男教授は、こういったことすべてが11月に行われる「中間選挙」に向けたトランプ流の戦略ではないかとみています。