相次ぐ老舗の「退場」…駅弁業界の冬

九州駅弁グランプリで準優勝に輝いた「桜島灰干し弁当」の販売会社が2025年5月に倒産。さらに、福岡県北九州市で大正時代から販売されてきた駅弁「かしわめし」の製造元も事業を譲渡しました。

いずれも、新型コロナや物価高を理由としています。

今回、東海軒は天神屋の傘下に入りますが「東海軒」の名称は残り、従業員の雇用や名物駅弁の生産・販売も継続されるということです。

市民「残ってもらわないと困る」

<静岡市に住む女性>
「天神屋もわたし好きなので、両方のいい点を取れば、買収という形になっちゃうのかもしれないですけど、両方のいい点が伸びればいいんじゃないかなと思います」

東京からの出張客
「静岡といえば東海軒なので」
Q.駅弁は今後も残ってほしい?
「もちろんです。残っていただかないとこちらが困ります」

天神屋の有田社長は静岡の地に根差した事業展開を考えていきたいと話します。

<天神屋 有田一喜社長>
「ないと困るよねと言えるようなものをいかに作れるか。静岡の中でいかに食のインフラに近いところを触りにいくかというのはすごく重要かなと思います」

苦境が続く駅弁業界。生き残りをかけた「次の一手」が問われています。