鹿の食害が止まらない「八ヶ岳の森が消えてしまう…」
八ヶ岳で鹿の食害が止まらない。
山小屋「麦草ヒュッテ」の近くにある地獄谷と呼ばれる地域を歩くと、美しい苔が一面に広がり、まさに「苔の森」という景色に心が癒される。ただ、ふと目を上にあげると、樹皮がはがれ枯れかけた木が痛々しく林立していることに気付く。
多くの木は、私たちの背の高さぐらいまで、樹皮が剥がされ無くなっている。鹿の仕業だという。
鹿は餌が足りなくなると、餓死を避けるため「樹皮」を非常食として食べることがある。ただこの樹皮は、樹木にとって根から吸い上げる養分と水分を運ぶ大切なライフラインであるため、鹿に樹皮を一周分食べられるとライフラインが上下で寸断されてしまう。
樹皮を鹿にはがされた木々は枯れるしかない。八ヶ岳では今こうした光景が各所に広がっている。
島立さんは、このままでは八ヶ岳の森は消えてしまうと危機感を募らせる。














