「抗がん剤治療で髪が抜けるかもしれない」。その不安に直面した女性が選んだのは「外に出られる自分でいるため」の準備でした。治療とともに生きる時代、“外見の変化”に寄り添う「アピアランスケア」を通して、前向きに日常を取り戻そうとする女性の姿を取材しました。
「もしかして、死ぬのかな」

髪をカットし、鏡に映る姿をうれしそうに見つめる女性、富山県内に住む「やすよさん」です。
やすよさん
「髪の毛が抜けても、やっぱり笑っていたいですよね」

やすよさんは2025年8月、子宮頸がんが見つかり子宮を全て摘出しました。
やすよさん
「がん=治るもの、とは思えなくて。もしかして、私死ぬかなという気持ちになった」
趣味は料理。マラソンや旅行にも挑戦し、日々の暮らしを自分の足で楽しんできたやすよさん。
やすよさん
「本当は富山マラソン走ろうと思っていたんです。ずっと練習してきたのに7月にがんが分かって、手術したら走れなくなるなということが分かったんです。すごくショックで、帰り道一人で泣きました」














