沖縄を去った祖父・リーの心中とは
筆者の祖父・リーは21年前、59歳で亡くなった。
沖縄を去るとき、リーはどんな思いで飛び立ったのだろう。祖母・和枝の家族の反対をどう感じていたのだろう。聞きたいことが山ほどあった。
取材を進めていたあるとき、和枝がふと口にした言葉に驚いた。母・ジョアナが若いころのホームビデオを観ていたこの日、リーに関することを話し始めた。
祖母・和枝(85)
「タグ… RI14761197」
リーが首から下げていたという軍の識別番号だった。57年経っても消えない記憶だ。そして和枝は、ある人に会いたいと口にした。














