山形県警は、SNSを通じて知り合った相手に恋愛感情や親近感を抱かせ、多額の現金をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」の被害が、県内で相次いで発生したと発表しました 。

被害にあったのは山形市の60代男性と米沢市の40代男性の2人で、被害総額は約1053万円に上ります。

■この手口に「引っかかった」

山形市の60代男性は2025年7月下旬、モトクルというSNSで「なおみ」と名乗る女性アカウントと知り合い、LINEでのやり取りを通じて好意を抱くようになりました。

相手は「叔父のデータチームによる正確な情報がある」と、投資リスクの低さを強調して暗号資産投資を勧めました。男性は指定されたアドレスに8回にわたり、合計約741万円相当の暗号資産を送金しました。

一方、米沢市の40代男性は2025年8月にFacebookで知り合った女性アカウントから、宝くじによる儲け話を持ちかけられました。

当初、男性はこの話を無視していましたが、相手から「好きだ」「デートに行きましょう」といったメッセージが送られてくるうちに応じてしまったといいます。保証金や手数料といった名目で、11回にわたり合計約312万円を振り込んだということです。