午年(うまどし)のことし、干支にちなんだ証券業界の格言では、株価が下がりやすい「午尻下(うましりさ)がり」の年とされています。物価高や日中関係など先行きが不透明な中、県内経済は馬のように駆け上がれるのか、県内の経済トップに聞きました。
新年最初の取引「大発会(だいはっかい)」を迎えた5日、日経平均株価は一時、1600円以上値上がりし、好調なスタートを切りました。
一方で、午年は株価が下がりやすい「午尻下がり」の年とされています。
そんな中、富山市では県内の経済5団体およそ400人が集まり、新年の互例会が開かれました。

馬のように県内経済が駆け上がるキーワードは。県内の経済界のトップにことしの見通しを聞きました。
県内の自動車ディーラーなどを経営する品川グループの品川祐一郎社長が選んだのは。

品川グループ 品川祐一郎社長
「『飛躍』です」「去年は物価上昇だとか、人手不足だとかいろんな変化がありましたけども、そうしたことにしっかり対応して、未来に向けて投資をしていく1年にしたい」


能作 能作克治会長
「高市さんにかけて『高位置』を」「どんどん前向きな取り組みをしていかないとダメだって思いがありますので、高い位置取りをしようよと」「新しい事業も1つ、2つはやっていきたいなと。失敗してでもいいんですよ。とにかくポジティブにやっていれば、先は見えてくると思いますから」


牧田組 牧田和樹社長
「『上質』。(人口の)が減るっていうことになると、売上を維持するには単価を上げるしかない。単価を上げるポイントは何かというと、質を良くするしかない」「すべての質を高めていくことが、多分この人口減少社会において、人口の奪い合いって言っちゃいけないかもしれないけど、有利に働くと思う」
医薬品の製造などを手がけるダイトの大津賀保信会長が書いたのは「為替(かわせ)」です。

ダイト 大津賀保信会長
「金利が上がってくるだろうと思っていますので、為替がどこまで、円高に振れるか」「為替というのは物価との関係も当然出てくる。そうするとそれが消費にも結びつく。それが経済の循環にも絡んでくる」
県経営者協会の山下清胤会長。経済の成長には、企業の価格転嫁と賃上げが重要だと語ります。

県経営者協会 山下清胤会長
「賃金も上がるし、高い付加価値も生み出す。そういう構造にしていきたいということが政府の動きからも伺えますから、そういうことを念頭に置いて経営を進めなくてはいけない」
一方、北陸銀行の会長も務める富山商工会議所の庵栄伸会頭。去年発動したトランプ関税の影響が製造業の多い富山にも出始めるのではと懸念を示しました。

県商工会議所 庵栄伸会頭
「これからがきっと本格的な影響で、メーカーさん別で、けっこう色が出てくるんじゃないかなと。それに付随するサプライヤー、サプライチェーンが、比較的いいところと、少し耐えなければいけないところが出てくるんじゃないかなと」














